古希祝いの会は、家族で和気あいあいと行なわれることが多いでしょう。
家族だけなら、食事してプレゼント渡して終わり、で問題ありません。
でも、親族や知人が加わって、大人数の会になることもあるかもしれません。
習い事や恩師の古希祝いというケースもあります。
ここでは、「古希祝いの会って何をしたらよいの?」と悩む方のために、古希祝いの進め方や式次第の例を紹介します。
目次
家族で古希祝いの会の進め方
家族で古希祝いの食事会をする場合は、形式を気にする必要はないでしょう。
にぎやかに食事して、用意したプレゼントを渡せばOKです。
少しお祝いの会らしくしたい場合は、
step
1開会・乾杯の音頭
古希祝いを始める宣言をして、乾杯の音頭をとります。
司会の言葉例:
例:「では、お父さん(お母さん)の古希祝いの会を始めます。お父さん(お母さん)古希おめでとう。これからも元気で楽しく生活して下さい。
飲み物を手にとって下さい。乾杯」
step
2食事・歓談
楽しくおしゃべりしながら、食事を堪能します。
司会の言葉例:
「では、美味しい食事をいただきましょう。」
step
3プレゼント・花束贈呈(省略可)
プレゼントや花束を用意していたら渡します。
司会の言葉例:
「プレゼントを用意しました。開けてみて下さい」
step
4古希を迎える人から一言(省略可)
お父さん(お母さん)が挨拶をしてくれそうなら、一言で良いので言葉をもらいます。
司会の言葉例:
「お父さん(お母さん)、古希を迎えた感想を一言お願いします。」
step
5締めの言葉(省略可)
終了の時間になったことを伝えて、お祝いの会を終わりにします。
司会の言葉例:
「時間になりましたので、このへんでお開きにします。」
親戚・知人で古希祝いの会の進め方
普段から親戚や知人と交流があって、家族より大人数で古希祝いの会を開くこともあるでしょう。
人数が多くなった場合は、略式でも司会進行をおいた方がスムーズになります。
step
1開会の言葉
開会を宣言します。
司会の言葉例:
例:「これから父(母)〇〇(名前)の古希祝いの会を始めます。」
step
2出席者の挨拶(省略可)
年長者や親戚内でまとめ役の人に挨拶をしてもらいます。
司会の言葉例:
「まずはじめに、〇〇叔父さんよりお言葉をいただきたいと思います。
〇〇叔父さん、お願いします。」
step
3乾杯の音頭
古希を祝って乾杯します。
司会の言葉例:
「それでは、乾杯の音頭を△△叔父さんにお願いしたいと思います。皆さん、お手元に飲みもののご用意をお願いします。」
step
4食事・歓談
食事をしながら歓談します。
司会の言葉例:
「食事の用意も整っていますので、皆様お召し上がり下さい。」
step
5プレゼント・花束の贈呈
プレゼント・花束などを用意していたら渡します。
司会の言葉例:
「古希を記念してプレゼントを用意しました。お父さん(お母さん)、開けてみて下さい。」
step
6古希を迎える人から一言
お父さん(お母さん)から、挨拶の言葉をもらいます。
司会の言葉例:
「お父さん(お母さん)、古希を迎えた感想を一言お願いします。」
step
7締めの言葉
会の終わりを告げます。
司会の言葉例:
「お時間になりましたので、このへんでお開きとします。
本日はお忙しい中、お集まり下さいましてありがとうございました。」
恩師・習い事など大人数での古希祝いの会の進め方
習い事の集まりや、教え子が恩師を囲んで古希祝いなど、大人数で古希祝いの会を開くこともあります。
集まりの種類によりますが、形式に従ってお祝い会を進めると、会が円滑に進行します。
step
1開会の言葉
開会を宣言します。
司会の言葉例:
例:「本日はお忙しいところ、お集まり頂きまして誠にありがとうございます。これより○○さんの古希をお祝いする会を開催いたします。」
step
2出席者の挨拶
年長者やまとめ役の人など、ふさわしい人に挨拶をしてもらいます。
司会の言葉例:
「まずはじめに、△△さんよりご挨拶をいただきたいと思います。
××さん、お願いいたします。」
step
3乾杯の音頭
乾杯します。
司会の言葉例:
「それでは、乾杯にうつります。乾杯のご発声を△△さんにお願いしたいと思います。皆さん、お手元に飲みもののご用意をお願いします。」
step
4食事・歓談
食事をしながら歓談します。
司会の言葉例:
「食事の用意も整っております。皆様、しばらくの間ご歓談下さい。」
step
5出席者からの挨拶、余興
出席者からの挨拶や余興を行ないます。
司会の言葉例:
「では、このへんで、△△さんよりご挨拶をいただきたいと思います。△△さん、お願いいたします。」
「〇〇さんの古希を祝って、有志一同で演奏をしたいと思います。有志の皆さん、準備をお願いいたします。」
step
6お祝いの品・花束の贈呈
お祝いの品・花束などを渡します。
司会の言葉例:
「古希を記念し、出席者一同より、お祝いの品と花束を用意しております。
△△さん、お願いいたします。」
step
7古希を迎える人から挨拶
古希を迎えた人から、挨拶の言葉をもらいます。
司会の言葉例:
「○○さんより、皆様にご挨拶がございます。○○さん、お願いいたします。」
step
8締めの言葉
締めの言葉をもらいます。
司会の言葉例:
「では、□□さんに締めの挨拶をしていただきます。□□さん、お願いいたします。」
step
9閉会の宣言
会の終わりを告げます。
司会の言葉例:
「名残り惜しくはありますが、お時間になりましたので、このへんでお開きとします。
皆様、本日はお集まり下さいましてありがとうございました。」
まとめ
古希祝いの会の参加メンバーや規模に応じて、進め方を決めるとスムーズです。
良い会にできるように参考にして下さい。