高貴な色として知られる紫色。
ここでは、紫色の意味、紫色の種類や花、宝石について紹介します。
目次
紫色の意味
紫色は、古代より世界中で高貴な色とされ、品格と権力、神秘性の象徴とされてきました。
紫色を作る染料の元となる貝が希少で、この色で染める布が貴重品であったことに由来するとされています。
古代ローマの政治家カエサルの衣服は紫色で、クレオパトラが帆を紫色で染めた船に乗ったという逸話もあります。
日本では縄文時代から紫色が使われています。
聖徳太子が制定した冠位十二階では、色による身分の区別を行い、紫色が最上位に位置付けられました。
紫色の種類
紫系統の色には様々な色があります。
ここでは、日本工業規格(JIS)に規定されている物体色の色名での紫色を紹介します。
- (ふじなんど)
つよい青紫 - (ききょういろ)
こい青紫 - (こんあい)
こい青紫
- (ふじいろ)
明るい青紫 - (ふじむらさき)
明るい青紫 - (あおむらさき)
あざやかな青紫
- (すみれいろ)
あざやかな青紫 - (はとばいろ)
くすんだ青紫 - (しょうぶいろ)
あざやかな青みの紫
紫色の宝石
紫色の宝石を紹介します。
アメシスト(紫水晶)
紫色の水晶がアメシスト。
淡い紫から深く濃い紫まで、多彩な色のアメシストがあります。
石言葉は「誠実」「心の平和」「愛情」。
ラベンダー翡翠
紫色と白が混ざったような薄紫色のラベンダー翡翠。
石言葉は「忍耐」「調和」「飛躍」。
アメトリン
2つの宝石「アメシスト」と「シトリン」が一つになったアメトリン。
紫色のアメシストと黄金色のシトリンが混ざって、独特の色彩を作り出しています。
石言葉は「調和」「創造性」。
バイオレットサファイア
紫のサファイアがバイオレットサファイア。
石言葉は「高貴」「知性」。
紫色の花
紫色の花を紹介します。
カーネーション
バラ
チューリップ
アネモネ
パンジー
菖蒲
スイートピー
トルコキキョウ
キキョウ
フリージア
スターチス
アルストロメリア
ラナンキュラス
デルフィニウム
パンダ