古希祝いの会で祝辞(お祝いの言葉)を主催者に依頼される方もいるでしょう。
でも、何を言えばよいのか・・・。
ここでは、古希祝いの祝辞のポイント、基本パターン、例文を紹介します。
目次
祝辞のポイント
祝辞とはお祝いの言葉や挨拶のことです。
お祝いの会の祝辞にはいくつかポイントがあります。
- 祝辞は3分程度を目安に
- 年寄り扱いや忌み言葉(死・苦)は避ける
- スピーチに慣れない場合は、ムリなウケ狙いは避けて手堅くまとめる
長いスピーチは出席者に嫌われます。
お祝いをする方を年寄り扱いする言葉も避けましょう。
スピーチで笑いを取ろうとして引かれる位なら、手堅くまとめた方が好印象です。
祝辞の基本パターン
お祝い会での祝辞の基本を紹介します。
基本を押さえたら、シチュエーションを考慮して、適宜アレンジして下さい。
step
1お祝いの言葉
まず、古希を迎える人にお祝いを述べます。
例
××さん、古希を迎えられたこと、誠におめでとうございます。ご家族の皆様にも心よりお祝い申し上げます。
本日は、このようなおめでたい席にお招きいただきありがとうございます。
step
2自己紹介
古希を迎える人との関係を紹介します。
例
ただいま、ご紹介にあずかりました〇〇です。
古希を迎えた××さんとは、xxxx年に同期として共に△△社に入社し、以来30年間、友人としておつきあいをさせてもらっています。
step
3相手とのエピソードを紹介
ここからは、本題になります。
古希を迎える人とのエピソードや思い出を紹介します。
例
・××さんとは、xxxx年にA社に入社した同期です。
・××さんとは、大学のテニスサークルで一緒でした。
step
4相手への励ましや今後の活躍への祈念
古希を迎える人に今後の健康や活躍を祈念してエールを贈ります。
例
・今後の××さんのご健康とご活躍をお祈りいたします。
step
5結びの言葉
締めの挨拶です。
例
以上をもちましてご挨拶とさせていただきます。××さん、本日は本当におめでとうございました。
祝辞の例文(大人数での古希の会)
会社や学校関係(恩師)など、大人数の古希祝いの会の祝辞例文です。
例
〇〇さん、古希を迎えられたこと、誠におめでとうございます。ご家族の皆様にも心よりお祝い申し上げます。
本日は、このようなおめでたい席にお招きいただき大変うれしく思っております。
私はご紹介にあずかりました△△と申します。
古希を迎えた〇〇さんとは、xxxx年に同期として△△社に入社し、以来、友人としておつきあいをさせていただいています。
〇〇さんとのご縁は、入社後に同じ部署に配属されたことに始まり、かれこれ30年になります。
仕事では、二人とも毎晩9時まで残業し、その後に一杯飲んで帰る間柄でした。
〇〇さんは聞き上手で、仕事の悩みや上司の愚痴なども嫌がることなく聞いてくれました。
当時、〇〇さんの存在や助言は私にとって心の支えとなっていたと思います。
数年後、〇〇さんは異動になって、私とは別の部署となりましたが、時々飲みに行って話をする関係は、退職した今でも続いています。
〇〇さんが、結婚して、子供が生まれた時の喜びようは今でも目に浮かんできます。
お子さんの様子を嬉々として話す〇〇さんは幸せそのもので羨ましく感じたものです。
〇〇さんは、退職後は町内会の役員として活躍されているとのことです。
聞き上手の〇〇さんが、地域の中で頼りにされるのも、もっともなことだと感じます。
趣味のカメラや旅行など、生活も十二分に楽しんでおられる様子で、私も見習わないといけないと思っている次第です。
〇〇さんは、今後もご活躍を続けられることでしょう。
奥さんと支えあって、末永くお幸せにと祈念しております。
以上をもちましてご挨拶とさせていただきます。
〇〇さん、本日はおめでとうございました。
お礼の挨拶の例文(中人数での古希の会)
習い事関係など中人数での古希祝いの会の例文です。
例
〇〇さん、古希を迎えられたこと、誠におめでとうございます。
本日は、このようなおめでたい席にお招きいただき、大変うれしく思っております。
私は△△と申します。
このフラワーアレンジメントの集まりで、〇〇さんと初期の頃からご一緒しております。
〇〇さんとは、15年近く親しくさせていただいております。
〇〇さんがいらっしゃっるおかげで、私は楽しく教室に通うことができました。
〇〇さんの作成されるお花はいつも素敵で、私の創作意欲をかきたててくれました。
教室が終わってから、一緒にお茶をしながらおしゃべりをする時間も大切なひとときでした。
古希を迎えてもお洒落で素敵な〇〇さんは、今後もますますご活躍されることと思います。
〇〇さんのご健康とご多幸を心より願っております。
そして、これからも良き友としておつきあい下さいますよう、お願いいたします。
私のご挨拶はこれにて終わらせていただきます。
本日は誠におめでとうございました。
お礼の挨拶の例文(友人との古希の会)
数人での家族や友人との古希祝いの会の例文です。
例
〇〇さん、誠におめでとうございます。
本日は、このようなおめでたい席にお招きいただき、大変うれしく思っております。
〇〇さんとは学生時代から友人として、もう50年にもなりました。
一緒に旅行に行ったり、語り明かしたり、若かりし頃から今まで、〇〇さんとは本当に楽しい時間を共有いたしました。
私を友として親しくおつきあい下さったこと、心より感謝しております。
友人一同で選んだ××を古希の記念として、〇〇さんに贈ります。
気に入ってくれれば皆、嬉しく思います。
〇〇さんは、趣味の旅行や習い事など元気に活躍してらっしゃいます。
今後も、ご家族様共々、健康で楽しく過ごされることを友人一同願っております。
私達とも末永くおつきあい下さいますよう、お願いいたします。
本日は、ありがとうございました。
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