「古希のお祝いはしない方がいい」という話を聞いたことがあるでしょうか。
「初耳。そんな話は知らない」という方が多いでしょう。
実際、どうなのでしょうか?
結論を先に言うと、
「根拠のない話なので気にしなくてもよい。ただし、本人や家族が気にしていて、遠慮したいなら尊重する方がよい」
このことについてもう少し詳しく紹介します。
目次
古希のお祝いはしないほうがいい理由
「古希のお祝いをしない方がいい」と言う一番多い理由が、
『お祝いをすると長生きできない』。
「親戚や知人がお祝いをした後に病気になったり、体調が悪くなったりした」という経験からきているようです。
経験といっても、「お祝いをして6ヵ月後に病気になった」というものもあったりして、客観的に見るとこじつけ感が否めません。
古希のお祝いと病気の因果関係
70才といえば、体に不調を感じたり、病気になってもおかしくない年齢です。
フツウに考えて、「古希祝い」と「病気」には、何の因果関係もありません。
「古希祝い」でも、「誕生祝い」でも、「母の日・父の日」でも病気になる時はなります。
あまりに非科学的で首をかしげてしまう話です。
では、古希祝いをした方がいいのか
では、「単なる迷信やゲン担ぎ」と切り捨ててよいのでしょうか。
古希を迎える人が、「古希祝いをすると病気になる」ということを気にしているなら、お祝いは控えた方がいいでしょう。
お祝いしても喜ばれません。
古希を迎える方や家族が、「そんな話は、信じるに値しない」というのであれば皆でお祝いしてあげましょう。
そもそも、古希とは
人生の節目を祝う年祝いの中で、満年齢70歳のお祝いを古希といいます。
古希は中国の唐の詩人・杜甫(とほ)の詩に「人生七十古来稀也(じんせいななじゅう こらいまれなり)」という一節に由来しています。
昔は、70歳まで生きることが特別なことだったのです。
栄養状態が良くなって、医療も発達していなかった現代では、人々の寿命も延びています。
それでも、つつがなく70才まで生活できるということは有難く、おめでたいことです。
今後の健康と幸福を願って、家族でお祝いをすることに意味はあるでしょう。
古希のシンボルカラーは紫になります。
紫は色の最高位にあたると考えられていることに由来します。
古希の祝い方
古希の祝い方としては、おもに4つです。
- 自宅でごちそうを作ってお祝いする
- レストランでお祝いする
- 温泉旅館などへ家族で一緒に出かけてお祝いする
- 食事会はせずにプレゼントのみを渡す
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あわせてよみたい古希は何歳? 古希の色は?いつ、誰が、どのように祝うの?
まとめ
「古希のお祝いはしない方がいい」っていう話が、一部の人々の間で言われているようです。
その一番多い理由が、
『お祝いをすると長生きできない』。
「親戚や知人がお祝いをした後に病気になったり、体調が悪くなったりした」という経験によるものです。
しかし、70才といえば、病気になってもおかしくない年齢です。
そして、フツウに考えると、「古希祝い」と「病気」には、何の因果関係もありません。
では、「単なる迷信やゲン担ぎ」と切り捨ててよいのでしょうか。
古希を迎える人が、「古希祝いをすると病気になる」ということを気にしているなら、お祝いは止めたがいいでしょう。
お祝いしても喜ばれません。
古希を迎える方や家族が、気にしないというのであれば皆でお祝いしてあげましょう。
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