お祝いや内祝いで使うことが多くなり、種類も増えたカタログギフト。
ここでは、カタログギフトの仕組みやシステム料、期限切れの扱い、選び方などについて紹介します。
目次
カタログギフトの仕組み
カタログギフトとは、商品が掲載されたカタログの中から、受け取られた方が欲しいものを選べるギフトです。
カタログギフトの価格
カタログギフトの価格は、本体価格+システム料=カタログギフトの価格となっています。
本体価格とは
本体価格は掲載される商品の定価です。
本体価格10,000円のカタログには、定価10,000円の商品が掲載されています。
しかし、実際の店舗やネットで、商品Aは定価10,000円の商品が9,000円で販売されていることも、商品Bは10,500円で販売されていることもあります。
システム料とは
システム料とは、カタログの印刷代金、ラッピング代、相手方への商品送料、カタログギフト運営費などの諸経費になります。
600円から1,000円程度の価格となります。
消費税
カタログギフトには10%の消費税がかかります。
購入価格として表示されている金額には、消費税が含まれている場合と含まれていない場合があります。
カタログギフトの利用方法
贈り主
ネットや店舗で予算に沿ってカタログを選び、相手に贈ります。
贈り先
カタログや専用サイトから欲しい商品を選びます。
カタログに付属のハガキか、専用サイトで商品を申し込み、届くまで待ちます。
カタログの送付・閲覧方法別タイプ
カタログギフトにはカタログの送付方法、商品の閲覧方法で3つのタイプがあります。
カタログ送付タイプ
商品が掲載されたカタログを相手方に送り、贈り先はカタログから商品を選びます。
カタログに加えて、記載されているURLからウェブサイトで商品を閲覧できるカタログギフトもあります。
カード送付タイプ
商品を閲覧できるURLが記載されたカードを贈るタイプのカタログギフト。
贈り先はウェブサイト上で商品を選び、申し込みします。
ウェブサイトで商品を閲覧するカタログギフトは、カタログに記載された商品の在庫がないということがありません。
また、商品を選んだ後にカタログをゴミとして処分する手間が省けます。
ソーシャルタイプ(e-カタログ)
購入したカタログギフトのURLを贈りたい相手にSNSやメールで送信します。
相手方はURLからウェブサイト上で商品を選び、申し込みします。
このタイプは、住所を知らない相手にもカタログギフトを贈ることができます。
さりげない形でプレゼントを贈ることができます。
期限切れになったカタログギフトは使える?
カタログギフトの有効期限は6ヶ月~1年が多くなっています。
では、期限切れのカタログギフトは商品に交換してもらえるのでしょうか。
基本的には、期限切れのカタログギフトでは、商品交換をしてもらえません。
しかし、場合によっては、商品に交換してくれるカタログギフトもあります。
まず、カタログギフトの問い合わせ先に連絡をして商品交換ができるか確認してみることをおすすめします。
カタログギフトの種類
最近では、いろいろな種類のカタログギフトが販売されています。
総合型
食品、スイーツ、ファッション雑貨、インテリア雑貨、キッチン雑貨など、総合的にいろいろな商品が選べるカタログギフトです。
一般的なカタログギフトのタイプで、雑貨とグルメが2冊に分かれているカタログギフトもあります。
コンセプト型
特定の分野や地域限定の商品を扱うカタログギフトです。
グルメカタログギフト、お肉だけを記載したカタログギフト、銘酒だけを扱ったカタログギフト、レストランや温泉旅館が選べるなど様々なカタログギフトがあります。
種類が増えてきているカタログギフトです。
セレクトショップ型
メーカーが商品を選び、その上でセレクトショップが選定・監修したカタログギフトです。
おしゃれなカタログが多く、若い女性に人気です。
北欧雑貨のイルムス、ファッションのビームス、食のディーン&デルーカなど様々なカタログギフトがあります。
百貨店型
メーカーが選んだ商品を選び、百貨店が選定・監修したカタログギフトです。
商品の品質は確かですが、商品数が少なくなる傾向があります。
百貨店の名前やブランドを重要視する方への贈り物に向いています。
カタログギフトの選び方
喜ばれるカタログギフトの選び方は次の通りです。
カタログギフトの選び方
- 相手の好みがわからない場合、総合型のカタログギフトを選ぶ
- 相手の好みがわかる場合、特定分野のカタログギフトや特定ブランドのカタログギフトが喜ばれる
- 相手が購入場所や知名度を重視する場合、百貨店ブランドのカタログギフトが喜ばれる
カタログギフトの重要な注意点
カタログギフトの価格には、商品価格の他にシステム料が含まれています。
システム料はカタログギフトのシステムを維持するための経費です。
つまり、5,000円のカタログギフトを送っても、市場での商品価格は4,000円ということもありえます。
カタログギフトのメリットは、相手が欲しいものを選べることです。
いらないものをもらって困るということがありません。
カタログギフトのメリットとデメリットを納得した上で、購入するようにしましょう。
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